「幾層(いくそう)」は京都市の四条大宮に位置する、共同アトリエです。
主に日本画を専門とする4人が、
絵画制作や研究の場所として共有するため立ち上げました。
アトリエ名の「幾層」には積み重なっていく日々の経験、
様々な色が重なって形作られる絵画、そんなイメージが含まれています。
メンバー全員の様々な思いや活動が互いに重なり合う、
そんな空間にしたいと思いを込めてこの名前を付けました。
information
・【オープンアトリエ(2024)のお知らせ】2023.7.13(土).14(日).15(月・祝)(new!)
・【展示のお知らせ】2024. 6. 19 (水) — 6. 30 (日)木岡史 初個展「思考の余白」(new!)
・【展示のお知らせ】2024.2.9(金)~2024.2.29(木)小森友絵作品展示
・【展示のお知らせ】2023. 11. 14(火) ~19(日)グループ展「櫂-kai-」
・【展示のお知らせ】2023.10.24(火)~10.29(日)グループ展「自然、あるいは風景 #2 異なる風景へ。」
・【展示のお知らせ】2023.9.27(水)~10.2(月)グループ展「かけらをあつめて」
・【オープンアトリエのお知らせ】2023.7.15(土).16(日).17(月・祝)
・【展示のお知らせ】2023.03.16(木)~03.21(火) 小森友絵作品展 「木の葉ながれる」
・【展示のお知らせ】2023.2.14(火)〜2.19(日) 第13回贈りもの展
member
作家紹介
木岡史 Kioka Fumi
炎には、刹那的な揺らぎや、距離の前後感覚をも曖昧にする光量、肌で感じる熱量などにより見た人に明瞭な意識から離れて思い巡らせるような感覚を生じさせ、自己との対峙を促す作用があると考える。
造形の関係性や視線の変遷を用いて炎の特性を画面に落とし込むことで、鑑賞者と作品の間に同様の作用を生成する関係性を築くと共に、作品内に思考の余白を生み出すことを目指している。
略歴
1998年 兵庫県生まれ
2020年 京都市立芸術大学 美術学部 美術科 日本画専攻 卒業
2022年 京都市立芸術大学院 美術研究科 修士課程 絵画専攻 日本画 修了
グループ展
2018年 「chAIn展」 愛知県立芸術大学 愛知
「かさねはじめ」 Gallery Maronie 京都
2019年 「かさねはじめ~第二層~」 同時代ギャラリー 京都
2021年 「自然、あるいは風景」 galleryMain 京都賞歴
2020年 「2019年度京都市立芸術大学作品展」山口賞受賞
「2020年度京都銀行美術支援制度」購入作品選抜者
岡部 澪 Okabe Mio
平面上に創出される絵画空間の成立そのものに関心を寄せる。その成立に関わるタッチ、筆跡、その起点である身体を意識し、現実空間を魅力的な筆跡にかえた絵画空間の創出を試みる。
略歴
1997年 愛媛県生まれ
2020年 京都市立芸術大学 美術学部 美術科 日本画専攻 卒業
2022年 京都市立芸術大学院 美術研究科 修士課程 絵画専攻 日本画 修了
グループ展
2018年 「かさねはじめ」 Gallery Maronie京都
2019年 「かさねはじめ 第2層」 同時代ギャラリー 京都
2019年 「美大交流展 in Kyoto」ちいさいおうち 京都
2020年 「2020 山本冬彦選抜 東西交流展 in 京都」ちいさいおうち 京都
2021年 「第 11 回上賀茂神社アートプロジェクト」上賀茂神社庁屋 京都
2021年 「第 6 回石本正日本画大賞展」島根県浜田市立石正美術館 島根
他出品歴
2019年 三菱商事アート・ゲート・プログラム 第46回入選
小森友絵 Komori Tomoe
物語性をキーワードに、既存の物語などを元に創作を行う。近年は説話などを元にした近世絵画や戯画を中心に模写を行っている。日本の絵画に見られる技法や感覚の体得とともに、模写と制作を反復する中で制作テーマの具体化を試みている。
略歴
1996年 静岡県生まれ
2020年 京都市立芸術大学 美術学部 美術科 日本画専攻 卒業
2022年 京都市立芸術大学院 美術研究科 修士課程 絵画専攻 日本画摸写 修了
グループ展
2018年 「かさねはじめ」 Gallery Maronie京都
2018年 「二人展」ギャラリー濱村 静岡
2018年 「第一回常磐津部展」 京都市立芸術大学大ギャラリー 京都
2019年 「白黒展」京都市立芸術大学大ギャラリー 京都
2019年 「かさねはじめ 第2層」 同時代ギャラリー 京都
2021年 「ふきよせ」喫茶店アミ― 京都
2021年 「第 11 回上賀茂神社アートプロジェクト」上賀茂神社庁屋 京都 他
個展
2020年 「春野にころぶ」Eins 京都
2020年 「ゆきつもどりつ」伊吹山文化資料館 滋賀
大里真瑛子 Osato Mieko
模写を行います。数百年前に作品を描いた絵師の感覚、数百年の間作品を守ってきた人々の想い、未来へ作品を残す意味を追究するために、模写を行います。
略歴
1997年 京都生まれ
2020年 京都市立芸術大学 美術学部 美術科 日本画専攻 卒業
2022年 京都市立芸術大学 美術研究科 修士課程 保存修復専攻 修了
展覧会
2018年 「かさねはじめ」 Gallery Maronie京都
2019年 「白黒展」京都市立芸術大学大ギャラリー 京都
2019年 「かさねはじめ 第2層」 同時代ギャラリー 京都
「日本画6人展」 北野ギャラリー 京都
賞歴
京都市立芸術大学作品展2020年 奨励賞 卒業制作 奈良国立博物館蔵「普賢十羅刹女像」模写
京都市立芸術大学作品展2022年 大学院市長賞 模写制作及び修了論文「土佐光起の古典学習と絵画表現研究」
access
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下京区仏光寺通猪熊西入西田町613
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・地下鉄烏丸線四条駅/阪急烏丸駅より徒歩13分
・京福嵐山本線四条大宮駅より徒歩5 分
・JR丹波口駅徒歩17分
天道神社の目の前、茶色のタイル貼りの白い建物